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高齢者福祉ビジネス交流会を実施しました


○トピック
北海道庁と遼寧省政府が連携し、遼寧省瀋陽市において、高齢者福祉関連企業とのビジネス交流会を行いました。

○概  要
1 日  時:2019年2月26日(火)~27日(水)
2 場  所:遼寧省瀋陽市
3 参  加:[北海道側]北海道庁、高齢者福祉関連企業5社
[中 国 側]遼寧省人民政府、遼寧省高齢者産業協会

○ここがポイント!
中国では現在、高齢者社会の到来が課題となっています。道では、こうした中国の課題解決に向け、道内の技術やノウハウを活用するビジネス交流を行いました。

○交流会の様子

■日中企業間による意見交換
道内企業5社と遼寧省高齢者産業協会、現地企業との間で、高齢者施設運営に係るコスト、高齢者への介護の方法のほか、昨今、日本でも話題となっている外国人技能実習制度など、多種多様なテーマが議論されました。


■現地高齢者施設への訪問
道内企業が、瀋陽市内の3箇所の高齢者施設を訪問し、実際にお年寄りが暮らす部屋や、ベッド・介護機器などを実際に視察し、その課題などが説明されました。
道内企業からは「中国側の課題がよくわかった。道内の現場でも人手不足といった課題も多い。今後、中国との 人材交流やビジネス交流を通じ、双方がWIN―WINとなるモデルの可能性を検討していきたい」と積極的な意見が出されました。

○北海道からのメッセージ
北海道では、こうした高齢化社会到来による課題のほか、中国の環境や省エネ分野などの課題においても、道内の環境技術や寒冷地技術などの活用により、その課題解決に向けた取組を行っています。引き続き、こうした取組を通じ、幅広い分野での中国との交流促進に努めてまいります。